佐々木工務店 TOP別荘施工作品集#39 2014-Turudamari-H

 #38 2014-Tsurudamari-H
軽井沢 長倉鶴溜

林の中の家


林の中に建つ平屋の別荘
自然を切り開いて建物を建てるのではなく、自然に溶け込むように建てる。
美しい自然の中、少し場所を間借りして住まわせてもらう。
そんなスタンスで建てました。
建築中には目の前をカモシカが通り過ぎるなんてこともありました。
そんな先住のものたちと楽しく生活してもらいたい思います。


リビングダイニング


リビングに隣接する和室は、引き戸で完全に個室にすることができ、ゲストルームを兼ねています。
普段は戸をあけ放ち、リビングと一体の空間として使われます。その際には、リビングでソファに腰掛ける人と、和室で畳に座る人の目線高さが合うように、和室の床が一段高くなっています。その高くなった床を一部有効利用して収納を作りました。


和室
写真奥の窓の外は、傾斜の地面でせりあがっているため、景観はあまり望めない。
であれば、窓の外の地面に山野草など植えて、目線を下に向けてみよう。
そんな考えで決めた窓の高さ。
堀座卓に座って見下げる窓は不思議と落ち着きをもたらします。

 
リビングの人と会話できるキッチン。
作業台の上すべてがリビングから見えるアイランドキッチンではなく、小さな目隠しの立ち上がりを設けた I 型キッチン
キッチン前は奥行30センチほどのタイル貼りカウンターがあり、軽い食事はここでもできます。
キッチン廻りのタイルは揺らぎのある輸入タイル。個の揺らぎが直線的な空間に柔らかさを出しています。
 
蔵書の多いユーザー様の要望で各所に書棚を作りつけました。
廊下の一角、壁前面に作られた棚は、すべて可動棚板となっており、収納の自由度は高くなっています。
その奥にはデスクもつくりました。使用するコンピュータやプリンターの配置、配線など細かにお打ち合わせして作業台の高さ、奥行き、照明、棚を決めました。
一人一人にあわせた造作にひとつとして他と同じものはありません。

お施主様のたっての希望
薪ストーブは、炎の揺らぎを眺めていれば、じっと見入ってしまいます。
人と話しながらのんびりとした時間を楽しむには、ちょうどいい娯楽です。
テレビのスイッチを切って少しの間ここでしゃがんでみましょう。

 


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